弦は緩めるべき?に対するシンプルな結論


練習後、弦を緩めた方が良いのか否かという論争が、ずっと以前から静かに繰り広げられてきております。面倒臭がり屋の私は、楽器がケースに入ったままだという理由だけでそのベースの使用頻度が落ちるズボラな人間です(このため、ほとんどの楽器は外に出すようにしています)。その上、その中にある楽器がチューニングのまったくされていない状態となると、どんどん弾く確率は下がっていくことでしょう。すなわち、「弦を緩めない派」です。実際30年以上ベースを弾いてきましたが、これまでそれほど大きなトラブルはなかったように思います。

 

ただ、これでは心配だという方もいらっしゃるでしょうし、実際、ネットで調べていくと「緩める派」「緩めない派」それぞれのいろいろな理由が出てまいります。ここでその一つ一つを検証するつもりはありませんが、どれも最もな意見で一理あり、おそらく間違ってもいないのでしょう。ただ、それでもなおこの論争に決着がつかないということは、つまり一般論ではくくれないほど「各楽器の個体差が激しい」ということを表しているではないでしょうか。

そうであるならば、個体差(=自分の楽器の特性)を理解し、その上で緩めるか否かの判断を下せばよい訳です。それぞれのやり方で、個体差・楽器の状態を判断し、楽器ごとに対応すれば良いわけです。

私は緩めない派ですので、基本は何もせず(ほとんどの楽器がそうです)、すぐに反ってきてしまう楽器があれば、ペグを半回転させる程度緩めるようにします。また、一か月以上弾かない楽器・あまり弾かない楽器は、やはりペグ半回転くらい緩めておきます。こうして楽器ごとの特性を理解していってください。

弦を緩めるべきか否かについてのシンプルな結論、それは「緩めない。ただ、反ってきてしまう楽器があったら、ペグ半回転だけ緩めておく」です。

 

 

追記:自分の楽器の状態がよくわからないという方は、レッスンの時に言っていただければ、私が何回かにわけて見て、判断いたします。遠慮なく言ってくださいね。