エレアコベース用の弦はROTOSOUNDのブラックナイロンで決まり。もっともイメージに近い音。

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ROTOSOUND/ロトサウンド ROT-RS88LD [65-115] ベース弦

弾いた時のテンション(弦の張力)を重視するが、ウッドを弾いた時のような「ブンブン」感が出て、気持ち良い。ウッド系の音に振りたい方はこちらが良いと思う。弾き方はまさに、ブンブン。右手はややネック寄りを、しっかりはじいて振動させる。リアピックアップ付近でカリカリやっても、あまり良さは出ない(私見)。

もう少しエレベ寄りにしたいなら、フェンダーのブラックナイロンはかなりソリッドな音に近づく。フレットレスのサウンドとの住み分けが曖昧になるので私は使っていないが、バランスの良い音だと思う。触感も良かったし、むしろソリッド(普通のエレキベース)に使ってみたい。

私がアンサンブルの中で欲しい音色の真逆に位置するのが、ギラギラのブロンズ弦。これはフレッテッドのエレアコベースを所有していた時によく張っていた。立ち上がりのするどい音で、派手に響く。張ったばかりのアコギの低音弦(4弦から6弦)、あれがまさにブロンズの響き。ただ、アンサンブルの中でしっくりときた事がまだ無くて、こちらの方向は今は試していない。

ローミッド(中低域)がぎゅっと詰まってないからか?ドラムに負けて、ギラギラだけになってしまう。ベースとして考えるのではなく、ちょっとひとひねりが必要かと感じる。アコギとのデュオで考えているスタイルはあるが…。

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それにしても、最近では結構いろいろな種類の弦が出てきている。昔はブロンズ弦もほんの1〜2種類くらいしか出回ってなかったような気がする。ブラックナイロンなんか、30年前は存在すら知らなかった。まだまだこれから新しいものも出てくるであろうから、少しずつ試そうと思っている。

ただ、何でもそうなのだが、最終的にはバランス。弦と楽器のセッティング、アンプとのセッティングとのバランス。そして、箱(演奏するお店)のサイズ・鳴り方も関係するし、共演者の音量とのバランスなどももちろん大事。それらのバランスが完全にとれるのが理想だが、自分ではコントロールできない部分も多々あるのが音楽の難しいところ。人数が増えるほど、バランスとるのは大変。

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究極的には、お互いの音を理解し合え、またそれに対応する技術を持ったメンバーと一緒に音を出すという事が最もサウンドに影響することは当然。それを言っては元も子もないか…。

是非、自分のバランス(自分の楽器・共演者・演奏する場所)、見つけて欲しい。

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